コロナ禍で、ライブなんて密以外のなんでもないと、実際に集まっての興行がなかなかできない中でオンラインで配信というパターンも増えてきました。
いくつか配信でライブを見てきましたが、サカナクションの配信ライブ、「SAKANAQUARIUM 光 ONLINE」が想像よりもかなり凄いものを見せてくれた、聞かせてくれたのでちょっとでも興味ある人はアーカイブ配信のある内に是非見てくれっていう話です。
当初7千万円くらいの費用がかかる予定だったのが、気づいたら1億円超えていたとか、そういう話を聞いていたので、なんか凄いものを作ろうとしているというのはなんとなくわかりました。
しかし、それでもまさかここまで凄いとは思っていなかったんです。
何が凄いってまず音がすごい
ドイツに本社を置くサウンド・テクノロジー企業であるKLANG(クラング):technologiesによる3Dサウンドを日本で初めて採用!って言ってもなんのこっちゃだと思いますがちょっとこのページの上の方の動画を見てください。スピーカーでも音が回っているのわかると思います。
これ、イヤホンで聞くとより凄くて、6.1chでやっていたライブにも引けを取らないのでは??と思うほどでした。
ただこれは後からアーカイブでいろんなイヤホンを試して感じたのですが、当たり前ですがイヤホン側の性能にもかなり左右されます。MacにJayBirdのX2繋いで聞いたのが我が家のイヤホンの中では最高でした。
音も凄いが映像もすごい
配信されている映像にそのままかけられているエフェクトが作る世界観、練りに練られたカメラワーク。
個人的に印象深かったのは「ワンダーランド」のイントロの光の演出。ちょっと綺麗すぎて鳥肌立ちました。宗教画みたいだった。
光が美しすぎて宗教画かと思った#サカナクション #サカナクション光 #SAKANAQUARIUM光 #SAKANAQUARIUM光ONLINE
— てとこん@弊社もフルリモートワークにな〜って (@tetokon) August 16, 2020
事前のインタビューなどでライブとミュージックビデオをかけ合わせたようなものにしたいと言ってたので、なるほどーと思いながら見ていたら、「陽炎」ではスナック風のセットの中でバブリーなお姉さんたちとカラオケで盛り上がる演出もあったりで遊び心も忘れないっていうね。スッキリで極楽とんぼ加藤さんたちに書いてもらったサイン色紙はここで使われていました。
オンラインライブでここまでできるっていうのを見せつけてくれたライブだった
今まで見てきたオンラインライブが、観客がいないライブを流すっていうものばかりだったため、オンラインだからできることを突き詰めるとここまで凄いことができるのかと驚きました。
費用も1億円かかったって言うし、誰でもできるものじゃないというのはわかってるけど、それでもこれが家で、配信で見れるっていうのは凄いことだよなーと思います。
アーカイブの配信が8/23までやっているので少しでも興味が湧いたら是非見てみてください。同時視聴企画もあるみたいです。
チケットはこちらから→https://sakanaction.jp/feature/sakanaquarium_online
今週末は #SAKANAQUARIUM光 アーカイブ同時視聴企画を行います!
— サカナクション sakanaction (@sakanaction) August 21, 2020
好きなシーン、見て欲しいポイント等をSNSでシェアしながらライブをお楽しみ下さい。
【参加方法】
土曜日は8/15公演、日曜日は8/16公演の再生ボタンを20時30分に押して下さい。#サカナクション #SAKANAQUARIUM光 #夜を乗りこなす pic.twitter.com/JbIMuRlwiv
サカナクションだってこのライブが黒字にならないと、今後またこういう試みができないかもしれない。これを逃すと見れないかもしれないので、このあとアーカイブを見ます。