2017年の6.1chライブ「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around」の感想もあります。→こちら
————
ライブにばっかり行っています。
今回はサカナクションのライブ sakanaquarium@幕張メッセの5/19のやつに行ってきました。
何とこのライブ幕張メッセで6.1chのサラウンドシステムでライブしちゃうんですよ!
幕張メッセの広さで6.1chとか一体どうなるんだ??と思っていたのですが想像以上でした。
何回か涙でました。凄すぎた。
目次
サラウンドでライブをする事による効果
私は軽く音響厨なので、やれ音が良いだの、サラウンドだのというキーワードには反応してしまいます。
今回のこのライブも「幕張遠いし今回は見送りかなー」などと思っていたのですが、6.1chでやると聞いてチケット取りました。
サカナクションのフロントマンの山口一郎さんは「ライブDVDも音が良いからBDの方を買って欲しい」と言ったり、前から音にこだわりあるんだなあとは思っていたのですが、まさかライブで、しかも幕張メッセで、6.1chサラウンドとかこんな機会中々ないですよね!
幕張メッセ2DAY。6.1サラウンドLIVE。客席へのスピーカーだけで228本。サブウーファーは68本。19日だけ機材解放エリアにほんの僅かチケットがありますよ。
— 山口 一郎さん (@SAKANAICHIRO) 2013年5月16日
スピーカーの位置
▲普通のライブはスピーカーは、前に二つのこんな感じ。
青い矢印がスピーカーだと思ってください。
▲今回のライブは6.1chという事で、こんな風なスピーカーの配置になるんだろうと思っていました。
▲しかし会場についてみるとスピーカーの配置はこんな感じ。
▲この真ん中のスピーカーが超良かった。
これのおかげて全体が一つの枠じゃなくて、前方のA、Bブロックの枠と、後方のCブロックの枠に分かれて6.1chになっていました。
会場に着くまでは全体が一つの枠になっていると思っていたので、フロントのスピーカーの音が後ろまで届かないんじゃ無いかとか、逆に後ろのスピーカーが前まで届かないんじゃないか、とか考えていたのですが、会場の真ん中にスピーカーが配置されていた事でそんな心配は吹き飛びました。
※2013/05/20追記 ここから↓
今回のライブのサラウンドシステムを統括している武井一雄さんに大体あっているとのコメントを頂きました。
だいたいあってます。 (略図あり)@tetokon: やっぱりいい音は正義だと思いました/SAKANAQUARIUM2013 sakanaction@幕張メッセで感じた6.1chサラウンドがもたらすライブでの凄い効果【セットリストあり tetokon.com/2013/05/19/sak…
— 武井一雄さん (@meza3) 2013年5月19日
↑ここまで
6.1chサラウンドのもたらした効果
さてさて、気になるサラウンドの効果ですが、通常のライブとの差は歴然でした。
特に感じたのは、「『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』」とか「Aoi」とか、コーラスが特徴の曲の時。
コーラスをフロントのスピーカーだけじゃなく、左右と後ろからも出すことによって、会場全体がコーラスに包まれる様な感覚になる。
それによって凄く、没入感というか、声に包まれたまま何処かに連れていかれる様なそんな感覚になりました。
「ナイトフィッシングイズグッド」のラスサビ前のコーラスとかもうたまりませんでしたね。♪素晴らしさよ〜素晴らしさよ〜♪のところ。
そのおかげで、普通のライブよりも会場の一体感が凄かった様に思えました。
真ん中にあるスピーカーの効果
これはサラウンドの効果というよりも、会場の真ん中にスピーカーが配置されている事による効果だと思うのですが、通常ステージの両脇にしかスピーカーが配置されないので、一番音圧を感じるのはステージに近いお客さんな訳です。
ですがこのライブでは会場の真ん中にスピーカーがあるので、会場の後方とステージ近くの音にそんなに差が無い(はず)なのです。
実際私は会場後方のCブロックにいたのですが、一郎さんのボーカルも凄く近くに感じましたし、ハイハットなどの細かい音までしっかり聞こえました。
同じ会場で行われているカウントダウンジャパンにもよく行っていますが、会場後方での音の差は明らかでした。
サラウンドにまでしなくても、屋内の大きい会場では、真ん中あたりにスピーカーを配置するのは後方のお客さんの音に対する満足感を上げるという意味でかなり効果的なんじゃないか?と思いました。
カウントダウンジャパンとかでも是非設置して欲しい。渋谷さんご検討お願いします。
ちょっと後悔した事
失敗したなぁと思ったのが自分の位置どり。
Cブロックの左の方にいたのですが、左のスピーカーに近くて、右の音があんまり聞こえませんでした。
大阪城ホールでもサラウンドでライブするのでそちらにいかれる方は出来るだけ真ん中に行った方が左右の音が楽しめて良いかもしれません。
サラウンドだけじゃない!他にも凄い演出が!
ここまで音に対して色々書いてきましたが、それだけではありません。
ライブ全体を通して一つのエンターテインメントとして色んな事やってました。
照明
会場が大きいからこそ出来るのでしょうが「ルーキー」の時のレーザーの数とか、mellowの時のレーザーの使い方とか凄かった。
クラムボンの両国とか、アジカンの神奈川県民ホール行った時も思ったけど、最近昔に比べて照明に力を入れてるライブが増えてる気がする。
映像
これはもう言葉で説明するのが難しいのでDVD出たら見てくださいとかぐらいしか言えないのですが、映像効果もおおぉぉー!と思うのが沢山ありました。
WOWOWで7月に放送されるらしいので見れる方は是非見てください。
まとめ
正直予想以上でしたよ6.1chサラウンド。
楽しすぎたので大きい会場ではサラウンドにでっていう流れが広がれば良いのにと思いました。
費用の面とか色々難しいところはあるんでしょうけど、その分チケット代が上がったとしてもこの音は聞く価値があるなぁと。
セットリスト
この日のセットリストも載せておきます。
INORI
ミュージック
M
アイデンティティ
ルーキー
multiple exposure
mellow
ボイル
アルデバラン
何てったって春
ホーリーダンス
僕と花
『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
ネイティブダンサー
アルクアラウンド
アドベンチャー
Aoi
夜の踊り子
【アンコール】
ストラクチャー
ナイトフイッシングイズグッド
朝の歌
このライブのDVD発売日が決定しました↓