ザ・サークルはSNSやってる人どうしで見に行って終わった後語り合って欲しい映画

ザ・サークルはSNSやってる人どうしで見に行って終わった後語り合って欲しい映画

2017年11月7日
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ザ・サークル

映画「ザ・サークル」の試写会に呼んでいただきました。

エマ・ワトソンとトム・ハンクスっていう豪華キャストに加え、テーマがSNSという話題性抜群のやつですね。

それ以上の事前情報は何も入れずに見に行ったのですが結構面白かったです。特にSNSやってる人は、そういう人達と一緒に見に行って終わったあとにSNSとの接し方とか色々話すきっかけになる映画だと思います。

ザ・サークルのあらすじ

ザ・サークル

世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業〈サークル〉。憧れの企業に採用され、奮起する
新人のメイ(エマ・ワトソン)は、ある事件をきっかけに、創始者でありカリスマ経営者 のイーモン(トム・ハンクス)の目に留まり、自らの24時間をすべて公開するという新サービス〈シーチェンジ〉のモデルケースに大抜擢される。瞬く間に1000万人超のフォロワーを得て、アイドル的な存在になるのだが—。

田舎でくすぶっていたエマ・ワトソン演じるメイが、憧れのサークルに入社してあれよあれよと言う間に世界中から注目される有名人になっていく中で色んな事が起こるっていうお話。

ザ・サークルを見た感想

カメラを身につけて自身の生活を24時間公開するエマ・ワトソンを見て、何か「トゥルーマン・ショー」みたいだなと思いました。

ただ「トゥルーマン・ショー」はテレビ番組として生活が公開されている話でしたが、「ザ・サークル」では小さいカメラを一つ身につけるだけで全世界に配信。

すんごく進化してるけど2017年の今ならできそうだなぁっていうテクノロジーの発展を感じました。私もですけどそういうITとかガジェットとか好きな人はそういう目で見るのは楽しい映画です。

舞台がSNSの会社なので、この画面はTwitterっぽいとか、会社の建物がAppleっぽいとか、そもそもサークルっていう会社名Googleみたいだな!的な、そういうなんか、気づくとにやにやしちゃう場面もありました。

SNSとどう付き合ってる?どこまでプライベートを公開してる?

SNSがテーマの映画といえば個人的には「何者」が思い浮かぶのですが、「何者」はSNSの個人の闇にフォーカスした話でした。

参考:映画「何者」レビュー。原作の再現度はかなり高い。でも就活怖くなるから注意な。

「ザ・サークル」は良くも悪くもSNSのソーシャルの部分、つまり’社会’の要素にフォーカスした話でした。

隠すのは悪いこと!何でもオープンにしなきゃ!で懸賞生活の時のなすびより生活を公開していくメイ。

普通の人なら「何でもオープンにするとか流石にやりすぎやろ!」と思うはず。

でもそこに至る過程のどこで「え?」と思うかは結構個人個人で差が出ると思うんですよね。

例えばFacebookに住んでる場所、電話番号、勤務先、パートナーの有無などなど、登録できるもの全部登録してる人いると思います。

でもそれをありえないと思う人も結構いると思います。

Instagramに自撮り上げるのは平気。じゃあ子供の写真顔出しで上げるのも平気ですか?子供がダメならじゃあ両親は?パートナーは?どこまでいける?誰までならOK?

その線引きって人それぞれ色々だと思うんです。

だからこの映画を見てメイが生活をフルオープンにするまでの過程の、どの部分で「うわーそれはないわー」と思ったかどうか一緒に見に行った人と見終わったあとに話し合って欲しいんですよ。そういう問題提起をする映画だと思うんです。

こういうことってこの先起こりそうだよね。SNSってどうやって使っていくのが良いんだろうね。っていう話を見終わった後にするまでがセット。