ブラック・スキャンダル感想!ジョニー・デップ史上最恐!?恐すぎてヤバイ…

ブラック・スキャンダル感想!ジョニー・デップ史上最恐!?恐すぎてヤバイ…

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実際にあったアメリカ史上最悪の汚職事件を映画化したブラック・スキャンダルを試写会で見てきました。

ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチが出ているということで豪華キャストだなーと思って、あとは予告を見た時に面白そうだと思って行ってきたんですが、これ予告と実際見たのでは大分印象が違いました。

とりあえずジョニー・デップが恐ろしいです。もうそれが全てと言ってもいいくらい。

※この先ちょっとネタバレを含みます。注意。

ブラック・スキャンダルのあらすじ

1975年、サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件が起きた。
マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリー(ジョエル・エドガートン)は、イタリア系マフィアと抗争を繰り広げるギャングのボス、バルジャー(ジョニー・デップ)に敵の情報を売るよう話を持ちかける。FBIと密約を交わし、情報屋の立場を悪用して敵対する組織を壊滅に追いやるバルジャー。出世欲の強いコノリーと名声を望む政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)もまた、彼と手を組み権力の座を駆け上がっていく――。そう彼らは同じ街で育った幼馴染だったのだ。悪の象徴であるバルジャーにより徐々に取り込まれていくFBI、思惑とは別に欲望の歯車が狂い始める――。
やがて地元紙のスクープで彼らの悪事が明らかになった時、彼らに訪れる衝撃の結末とは。ギャング、FBI、政治家が手を組んだ、アメリカ史上最悪の汚職事件=スキャンダルがいま暴かれる!

引用元:作品情報|映画『ブラック・スキャンダル』公式サイト

ちなみに予告編はこんな感じ↓

これを見るとギャング、FBI、政治家が手を組んで悪い事しつつのし上がっていく映画に見えますよね。でもそれ半分あってるけど半分あってない感じ。

3人が悪いっていうか2人っていうか最早1人っていうか

ギャングのバルジャー(ジョニー・デップ)と政治家のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)は兄弟。でFBIのコノリー(ジョエル・エドガートン)は幼なじみ。

コノリーはバルジャーの行動に目をつぶる代わりにイタリアンマフィアの情報を流すように言う訳で、そこから話が展開されていくのですが…

正直、正直ね、ビリーあんまり出てこなくね???

予告見る限りではこう、ベネ様ももっと絡んで3人で犯罪に手を染めてのし上がっていくのかと思いきや、ベネディクト・カンバーバッチはあんまり出てきません。少なくとも積極的に犯罪に絡んでいく様子はなし。兄弟がギャングっていう政治家としての難しい立場みたいな描写はあるけれど。

悪いやつなのはもう何と言ってもジョニー・デップ演じるバルジャーです。もう極悪。超悪。ギガ悪。

いつのまにかFBIも文句が言えないくらいに手なづけられちゃってもうバルジャーのやりたい放題な感じになっていくわけですね。

賄賂を配りまくり、それでも言う事を聞かない奴は容赦なく殺す…

個人的に恐ろしい人間の役って言うとノーカントリーで殺し屋アントン・シガーを演じたハビエル・バルデム(この役でアカデミー賞助演男優賞とってる)が思い浮かぶ訳ですが、それに匹敵する怖さでした。

ジョニー・デップの恐さを説明するのは難しいので映画を見てもらう他無いのですが、予告から受ける印象とは大分違いますよってことだけはお伝えしたいという。