飽きること無く2014年の今年も行ってきました。やっぱりいいイベントですよねーこれは。なんてったって無料だし。
目次
メディア芸術祭とは?
メディア芸術祭について簡単に説明するとこんな感じ。
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。
公式サイトより引用
面白いものを沢山集めてみたフェスティバルですって感じですかね。
これが楽しいので僕は毎年六本木に見に行ってます。
会場は六本木国立新美術館
会場は六本木の国立新美術館と、あとはミッドタウンの中にも少し展示があります。メインの会場は新美術館の方です。
この美術館の外観がかっこよくて好きです。乃木坂駅からは直結してるので雨が降ってても濡れなくて良いですよ。
どんな展示があったか
Sound of Honda / Ayrton Senna 1989
1989年のF1日本グランプリ予選でアイルトン・セナが樹立した、世界最速ラップの走行データを用いて、その時の走りを音と光で蘇らせたという作品。
スピードだけじゃなく、実際のマシンのエンジンの色々な回転数のパターンを録音して、エンジン音の再現にまで取り組んでるっていうのが胸アツ。
ちなみにこのプロジェクト、Perfumeのプロジェクションマッピングで有名な真鍋大度さんも参加してます。
Sound of Honda / Ayrton Senna 1989
真鍋 大度 …
漫画の原画などなど
マンガ部門の大賞・優秀賞・新人賞の原画や作者の作業台の写真などが見れます。
▲ひきだしにテラリウムの作者九井 諒子さんの作業台レイアウト。
▲ちなみに大賞はジョジョリオンでした。流石荒木先生、俺達にできないことを平然とやってのけるッ!
原画が見れるので漫画好きの人はそれだけでも見に行く価値があるのではないでしょうか?
ちなみに原画は写真OKなものとそうでないものがありますのでお気をつけ下さいね。
Learn to be a Machine︱DistantObject #1
▲これ、手元にトラックボールが置いてあって、それを動かすと画面に写っている人の目がその通りに動くっていう作品。
ぶっちゃけちょっと怖かったw
服従と操作、人と機械の間に生じる関係性を探求、さらにリアル/バーチャル、有形/無形の境界の曖昧さを浮き彫りにするっつーことらしいです…ムズイ…
燃える仏像人間
人間と仏像の融合生命体が乱舞する謎の怪奇アニメ「燃える仏像人間」。なんだこの字面のインパクトは…
「私と融合してもっと神々しい存在になってみないかい?」っていうキャッチフレーズ、正直まどまぎの「僕と契約して魔法少女になってよ」を超えました…
切り絵を背景の上で動かして撮る劇メーションっていう手法で撮られた映画なのですが、そんな事より劇画調の絵のインパクトと人間と仏像の融合っていうので他のことが頭に入ってきません。
主題歌をあのエヴァのアスカのコスプレで有名な桜の稲垣早希ちゃんが歌っているって言うのも中々のポイント。
トラヴィス「ムーヴィング」
これ有名ですよね。吐く息に映像を写して撮ったミュージックビデオ。
特にすごい技術を使っているわけでもなく、プロジェクターと寒い部屋があれば作れちゃうっていう。
でもそういう事を思いつく発想力良いですよねぇ。
他にも色々展示があるので気になった方は行ってみるといいですよ!だって無料だし!
開催期間は2014年2月5日(水)~2月16日(日)なのでお早めに。ちなみに12日は休館日です。