原作が好きなので早速公開日に見てきました。映画「僕だけがいない街」。
最早漫画原作の映画の主役はこの人がやらないといけない掟でもあるのかというぐらいやってる気がする藤原竜也と今の月9「いつ恋」ヒロイン有村架純ちゃんがメインキャスト。
いやはや中々良かった。
原作を変にいじらず上手いことまとめた感じ
漫画原作の話だとどうしても気になるのが原作ファン無視の「どうしてこうなった!!!」っていうできになってしまうやつ。最近だとテラフォーマーズがとても心配です。
でもこの「僕だけがいない街」は原作を2時間に収まるように綺麗にまとめた印象。
映画だけの変な味付けとかせず、多少気になるところはあったものの強引な設定でむりくり話をまとめた感じも無く。原作に忠実な実写化って言う感じ。
つまり原作の面白さがそのまま際立ったっていうね。
そうなるとじゃあ原作読んでりゃいいじゃんって話になっちゃうんだけど、漫画の絵としてじゃなくちゃんと人が動いてあのストーリーが進んでいくっていうのは面白かったですよ。
原作読んでないけど映画から見たって言う人でも楽しめる作りになってるし。
あと際立ったのが主人公悟のお母さん役の石田ゆり子。
原作読んでる人ならわかると思うんですけど、悟のお母さんの老けなさ、妖怪さみたいなのあるじゃないですか。
悟が小学生の時も大人になってからも全然変わらない感じ。あれを石田ゆり子がすごくいい感じに表現している。もう主役藤原竜也じゃなくて石田ゆり子でいいんじゃね??ってくらい。
あとは雛月加代役の鈴木梨央ちゃんね。最近の小役ってほんとすごい。
これは原作を相当読み込んできたのかな?っていうくらい良い「バカなの?」を言います。これから映画見に行こうと思ってる人は是非注目して欲しいポイントですね。
唯一気になったのはエンディング
原作をいい感じにまとめたとは言いましたが、ヤングエースでの連載自体は既に終了したものの、まだコミックスとしては発売されていないのです。
つまりコミックス派の私は原作のエンディングをまだ読んでいないんですね。
でその状態で映画のエンディングを見たのですがこれがあんまり納得いかなかった。
悟が取った勇気ある行動の結末が悲劇でいいはずがないと思うんだけど、原作でも映画と同じ終わり方なんだろうか…?
とりあえず最後のコミックスがでる4月まではわからないままですね。
映画 僕だけがいない街 感想まとめ
ラストだけちょっと納得いかなかったものの、全体的には面白かったです。
原作ファンじゃなくても、藤原竜也ファン、有村架純ファン、石田ゆり子ファン、ミッチーファンってだけで見に行っても楽しいと思う。
僕は原作ファンなので、映画きっかけで漫画読む人が増えればいいなと思います。
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