映画「バクマン。」を見に行ってきた。もう1回見たいと思った邦画は初めてかも。めっちゃ面白かった!

映画「バクマン。」を見に行ってきた。もう1回見たいと思った邦画は初めてかも。めっちゃ面白かった!

2015年10月4日
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漫画が好きだし、その中でも更にジャンプっ子だし、サカナクション好きだし、大人計画が好きなので相当バイアスはかかってると思う。

その上でいうけど映画「バクマン。」良かった。物凄く良かった。

キャスト

サイコーとシュージン逆じゃね問題

大分言われていたサイコーとシュージン逆じゃね問題。

自分もそう思ってたけど見てみたらそんなに違和感なかった。

むしろ佐藤健って凄いんだなって思った。るろうに剣心(そういえばコレもジャンプだ)のアクションとかは凄いと思ってたけど、バクマンでは思った以上に高校生してて、26歳なのに。役者だなーって思って。

神木君のメガネももちろんハマっていたのでシュージンだった。

原作そのままハマりすぎてる人たち

20世紀少年のあたりから、原作の絵に似てる人をそのまま使うみたいなのが顕著になってる気がする。

バクマンも凄く原作イメージそのままみたいな、いや、そのままっていうとちょっと違うか。原作のイメージはそのまま引き継ぎつつ、ちゃんと演者の個性は出てるみたいな。

染谷将太の新妻エイジ。漫画書くときの効果音「シュビビビッ!ズバーッ!」みたいなやつあるじゃない。あれを言うのがめっちゃ上手い。

クドカンの川口たろう。おっさんな感じめっちゃあってる。

皆川猿時の中井さん。体型だけで笑いを取れるさすが港カヲル。

新井浩文の平丸先生。働きたくない感じ、暗い感じ、原作通り。

桐谷健太の福田先生。面倒見のいいオラついてる役はもうこの人みたいな感じありますね。

この辺の人達がハマり過ぎてて映画見ながら頭の中で原作の絵がめっちゃ動いてた。

そうそう、小松菜奈の亜豆。これはねー、かわいいけど亜豆じゃないんじゃ?ってずっと思ってたんです。でも映画見終わる頃にはこれは亜豆だ!って思うようになってた。

きっと劇中に出てくる亜豆の絵が、原作の亜豆より小松菜奈ちゃんに寄せて書かれてたせいだと思うんだけどね。

サカナクションの音楽

映画バクマンはサカナクションが音楽を担当してるです。

もう山口一郎さんやりたい放題だなと。クレジットにサカナクションの名前が無くてもそれとわかるくらいにサカナクションです。どっからどう聞いてもサカナクションの音楽でした。そうです俺がめっちゃ好きなやつです。

バイノーラルな感じで音が右から左から鳴ってるところがあって幕張メッセでの6.1chライブ思い出したり

SAKANAQUARIUM2013 sakanaction@幕張メッセで感じた6.1chサラウンドがもたらすライブでの凄い効果【セットリストあり】 #サカナクションSAKANAQUARIUM2013 sakanaction@幕張メッセで感じた6.1chサラウンドがもたらすライブでの凄い効果【セットリストあり】 #サカナクション 

Gペンが紙に擦れる「シャッ シャッ」っていうい音からそのままBGMに繋がるところとか「うおーーーーっ」ってなったし。

特に、シュージンが「所詮この世は金と知恵」の構想を思いつくところがさー、シュージンのメガネにその構想が映りこみながら流れるサカナクションの音楽がさー、物凄くあっててさー、もうちょー良かった。

演出で印象に残ったところ

カメラの揺れ

サイコーと亜豆が結婚の話するところあるでしょ。亜豆が声優になってサイコーが漫画で成功したらその時は結婚してくださいってやつ。

その時亜豆を映すカメラがやったら揺れてるんすよ。あれかな。サイコーのドキドキを現してるのかなってめちゃ印象に残った。

邦画初!撮影に取り入れられたプロジェクション・マッピング

映画バクマン。は邦画で初めて撮影にプロジェクション・マッピングを取り入れたんす。

これ斬新。

さっき言ったGペンの擦れる音からサカナクションの音楽が重なっていくところこのシーンなんすけどね、漫画のコマが動いてどんどん漫画ができていくんさ。これがCGとはまた違った感じで良かったんす。部屋いっぱいに漫画のコマが映しだされるところ(プラネタリウムみたいな感じ)とかもドゥワ−−−−−て。もうドゥワ−−−−−−−−って。

なんといってもジャンプネタがグッときすぎる

映画の冒頭からジャンプの歴史の説明みたいなのが入るんです。

流石にものごころつくまえのはわからないけど、ドラゴンボール。るろうに剣心。ONE PIECE。ハンターハンター。ジョジョなどなど歴代のジャンプの表紙がブワーーーーって。

集英社全面協力感っていうの。ジャンプっ子にはたまらないわけ。ジャンプで育ってきた人は見たほうがいいよこの映画。

あとあとこの映画のジャンプネタは何と言ってもスラムダンクです。

漫画家仲間で会話するシーン、中井さんの安西先生のモノマネとかシュージンのメガネ君のモノマネとかスラダンネタで人盛り上がりするところがあります。

それも知ってるほうが絶対楽しいと思うけど、それだけじゃなくて、この世は金と知恵でアンケート1位を取ったあとの展開とか、サイコーとシュージンがアンケート1位を取って喜ぶところとか、完全にスラムダンクです。本当にありがとうございました。監督の大根さん、スラムダンク好きなんだろうか。

もしこれから映画バクマン見ようと思っててスラムダンク未読の人は可能ならばスラダン読んでから見てください。31巻あるからすぐ読めるもんでも無いけど。

あとエンドロールね。あの演出も元ネタなんなのかめっちゃ考えちゃう。

映画「バクマン。」の感想まとめ

漫画好き、ジャンプ好きは見た方がいい。ジャンプっ子集まってみんなで見に行って帰りに居酒屋とかファミレスとかであーだーこーだ言うの絶対楽しい。

サカナクション好きも楽しい。映画館の音響も手伝って、いい音だから楽しいっていうのもあるし、最初から最後まで音楽がサカナクション感しかしない。だからもしサカナクションがあんまり好きじゃないって言う人がいるなら映画見るのが辛いかもしれない。

映画見ながら楽しすぎてちょっと涙出そうになった時があった。いや、ちょっと泣いてた。何で泣いてるのかよくわからないけど。自分の好きなモノが詰めこまれすぎてたからテンション上がりすぎてそうなったのかも。

映画「モテキ」も好きだし俺大根さんがハマってるのかもしれない。

邦画でもう1回見たいって思った映画は中々ないですほんとに。見に行こうかどうしようか迷っている人、迷ってるなら見に行きましょう!楽しいですから!

映画『バクマン。』公式サイト