映画「何者」レビュー。原作の再現度はかなり高い。でも就活怖くなるから注意な。

以前中田ヤスタカの主題歌が良すぎることを書いた映画「何者」を見てきました。

ということでレビューです。

映画「何者」の音楽について

主題歌だけじゃなく劇中の音楽も中田ヤスタカということで、ヤスタカ大好き人間の私はそこも気になっていたのです。

そしたらいい意味で期待を裏切られたというか。

中田ヤスタカの音楽ってどう聞いても、「あ、これヤスタカが作ったな」ってすぐわかるのが特徴だと思うんです。
Perfumeが歌っててもきゃりーぱみゅぱみゅが歌ってても三戸なつめが歌ってても、それこそもじぴったんでもヤスタカの曲だってすぐわかるのが凄いところだと思うんです。

でも「何者」の劇中曲はいい感じにヤスタカ成分が抑えられてたというか、「あれ?今のヤスタカだった?」みたいな感じで、ちゃんと場面場面に合わせてヤスタカ成分が抑えられてたのが意外でした。悪い意味じゃないですよ。ちゃんと映画の中に溶け込んでていいなぁって思ったんです。主題歌はめちゃめちゃヤスタカなんですけど劇中曲はそんなにヤスタカヤスタカしてない。

映画「バクマン」はサカナクションが音楽やってたけど、めっちゃサカナクションだってわかる感じに仕上がってたし、今めちゃめちゃ流行ってる「君の名は。」だってめっちゃRADWIMPSですよね。それに前中田ヤスタカが音楽担当してた「ライアーゲーム」は超ヤスタカ色が出てたので、そういう感じになるのかと思ってたので裏をかかれたというか、新鮮でした。

あとは菅田将暉演じる光太郎、バンドサークルなので歌うシーンがあるのですが、その時歌われていた「俺よ届け」っていう曲がとても良かった。調べたら”忘れらんねえよ”が楽曲提供してました。さすが柴田。青臭い曲書かせたら優勝。

原作以上のことは無いんだけどどうやって原作を表現するか

音楽の事だけでそこそこ長くなっちゃいましたけど、この映画ネタバレせずに感想を書くのが難しいんですよね。テーマはSNSと就活っていう2016年の今だからこその映画なんですけど、それ以上のことをいうとどうしても物語の核心のところに触れそうになっちゃう。

なのでなるべく触れないように書きます。とりあえずあんまりハッピーな話では無いですよって言うとこだけは知って見に行った方が良いと思います。うっかり就活前の人が見に行くと就活したくなくなると思うので気をつけて。

キャストのチョイスはかなりいいと思う

全員大学生の役だけど年齢的に大丈夫?とか思ったりしつつ、でも見たらそこまで違和感は感じませんでした。山田孝之だけ、大学院生にしてもちょっと落ち着きすぎじゃねーの?感はありましたけどw

二階堂ふみの意識高い感じも良かったし、菅田将暉のバンドマンの感じもイメージとよく合ってた。彼歌上手いですよね。今度GreeeeN役でCDも出すんでしょう?ファンタのCMのラップも中々のもんだしね。

でもでも一番ナイスキャストだったのはいけすかないおしゃクソパーマ野郎”隆良”を岡田将生にやらせたところ!岡田くんには申し訳ないけどこのいけすかないオシャレイケメン役はめっちゃはまり役です!原作のイメージ通り!

原作の小説だからこその仕掛けを映画でどうするの

実はこれがどうなってるかを知りたいが為に映画を見に行ったと言っても過言ではないのです。原作の小説「何者」は仕掛けがありまして、それが直木賞受賞の理由の一つだと個人的には思っているんですが…でもその仕掛けって小説だからこそのやつなので、映画でどうやって表現するの?っていうのが気になって気になって仕方なかったんです。

そしたらそこもうまく表現されてて、ああーそうきた!っていう。

ただ、やっぱりそこは原作読んでたらピンとくるものの、そうじゃないと「??」ってなるようなところでもあり、私の両サイドに座っていた方々は映画終わった後に「あれはどういうこと??どういう意味??」って言ってました。確かにちょっとわかりにくいかー。よしみんな原作を読もう!

映画「何者」感想まとめ

最後の仕掛けの部分だけわかりにくいけど原作読んでなくても楽しめる。
ただしこれから就活する人は絶望するから見るの待った方が良いと思うな。
アラサーのおっさんでも「うわぁぁぁあぁぁあぁぁ」ってなるような話だからね!

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